手縫い仕立ての風琴マチ名刺入れ

イタリアの革を使用、日本独自の技法と手縫いにて仕立てている“風琴マチ名刺入れ”です。名刺をスムーズに出し入れしやすい機能性に優れています。
(デザインをそのままに、以前のモノより縦サイズ75mmに変更、よりコンパクトにしています。)


風琴マチ : 日本独自の技法
通常のマチは内側に折れ曲がりますが、風琴マチは外側に折れ曲がる作りで、アコーディオン(風琴)のジャバラに似ているため、風琴マチと呼ばれています。製作するにあたって、正確、繊細な技術が必要とされます。


特徴として、2種類のイタリアンレザー (植物タンニン鞣し革)を使用、風琴マチ部分は縫わずに形成しています。(縫って仕上げる製作法もあります。)
ワックス加工された手縫用麻糸(フランス製)にて手縫い、コバ面(裁断した革の端)は、切り目本磨き、染色(黒色)、蜜蝋を溶かし込み仕上げています。

仕様：名刺入れ×１(風琴マチ中央)、ポケット×3 (風琴マチの前後×各1、かぶせ裏×1)
通常の名刺の場合、約20～25枚程度がベストの状態で入るように作っています。
余り入れ過ぎますと、かぶせが閉まりにくくなります。


素材 : 牛革(イタリアンレザー)
外装 / アリゾナ(CONCERIA LA BRETAGNA社)
内装 / トスカーノ リスシオ(CONCERIA 800社)、ポケット / アリゾナ(CONCERIA LA BRETAGNA社)
糸 : フランス製 ワックスリネン糸 (Fil Au Chinois フィル・オ・シノワ）
サイズ：約 縦75mm、横110mm、厚み20mm
カラー：チョコ&チョコ


◆ マテリアル (使用している革素材)について説明しています。
以下のURLからご覧ください。(展示作品ページ)



◆ 革の特徴、表情に関して【アリゾナ】【トスカーノ リスシオ】
アリゾナは、天然シボ(皺)の革です。個体差、または部位により、シボ(皺)の状態は大、小、薄い部分など様々です。
両革共に、伝統的な製法、手作業で仕上げられているため、一枚一枚の革、又は部位により表情が違います。
染料の色ムラ、又はトラ皺、小傷、チスジなどがある場合がございますが、それらも植物タンニン鞣し、染料仕上げの革の特徴としてご理解下さい。
使い込んで行きますとだんだんと深みを帯び、艶が増して行く経年変化を見せてくれるのも特徴です。
革の特徴等を魅力として捉えて頂き、天然皮革の風合いをお楽しみ頂ければ幸いです。


【ご購入前の注意】（必ずお読みください）
※天然皮革素材のため、生前のキズ、シワ、チスジ等がある場合があります。
※染料仕上げのため、水濡れ、摩擦、湿気などにより色移りする場合があります。
※注意しておりますが、製作中に小キズなどが入る場合があります。
※パソコン、モバイル環境により画像の色合いが実物と異なる場合がございます。
※製品の特性上、初期不良以外の返品はお受けできません。
※製品の仕様・外観等は品質向上のため、予告なしに変更する場合がございます。
※ご購入前に製品の色、サイズ、素材を十分にご確認頂きますようお願い致します。

＊ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。