足半草履の土台は、コットン100%の晒生地を柿渋染めで染め、時間をかけてゆっくり色を濃くした生地を使用しました。染色と天日干しを1か月以上繰り返して染め上げているので、柿渋染めの染料が何層も重なり、硬く丈夫な土台に仕上がっております。
オールシーズン履いていただける素材です。しっかり編まれているので、丈夫で長持ち。

鼻緒の中にはふかふかの綿が入っており、とても柔らかい素材なので痛くなりません。藍染風プリント生地を使用しております。

※足半（あしなか）草履とは…
かかとの無い短い草履のことです。
見た目以上にとても便利な履物で、中世の武家にはポピュラーな履物でした。
現在でも鵜師が履いています。

草履と床の間の段差が土踏まずを刺激する為、足裏の筋肉を鍛えることができます。
一番重要なのは、足指の筋肉が強化されることです。
普通に売っている履物は、足の甲全体が覆われているので、簡単に脱げることはありませんが、足半草履は鼻緒だけで固定しているので、意識して足の指に力を入れないと脱げてしまします。

現在では、履物の機能性がアップしたことにより、足の指に力を入れる・地面を掴むことはしません。そのため足裏や足指の筋力が低下し、足裏や足の指がつりやすくなったり、何もない場所でつまづいたり、外反母趾になったりしてしまします。

ひどくなると、骨格の歪みや姿勢や身体のバランスが崩れる原因にもなります。これらは痩せにくい体質や自律神経系の病気の原因にもなるそうです。

足半草履はこのような方にオススメです！
○足をしっかりさせたい
○軸感を鍛えたい（武道・スポーツ・ダンスなど）
○腰痛・肩こりなどをよくしたい
○痩せづらい
○最近よくつまずく
○むくみ・冷えが辛い
○外反母趾・O脚・膝痛・股関節痛
※効果・効能を保証するものではありません。

【柿渋染について】
柿に含まれる成分には、防腐作用、防虫、防水効果があり、日本では古くから愛用されてきた染料です。
使っていると柿渋の深みのある色に変化していくので、長く使っていくうちに色の変化が楽しめます。

※染め上がりから日が経っていない布地は、柿渋染特有の匂いが残っております。無臭の柿渋染もございますが、精製する過程で醗酵で得た有効な成分が失われてしまうような気がして、私はあえて使いません。
使い込んでいくうちに、また洗いと日光に晒すうちに、匂いは徐々に消えていきます。気になる場合は、一度天気の良い日に洗い、日光にしっかり当てて乾かしていただければ和らぎます。


【素材】
肌に当たる部分　綿　100%
土台の芯　PPロープ
鼻緒の中　化繊綿

【LLサイズ】実寸
全長 16.5cm (足サイズ27cm～)
幅　約9cm


※土台を長持ちさせるため、芯に化学繊維のロープを中に入れています。鼻緒はふっくらさせて指の股が痛くならないように、化繊綿を使用しております。白いロープが台の裏側に見える場合がございますので、ご了承の上お買い求めいだだけますようお願い致します。

※ラッピング可



【サイズ別価格表】

———足半ぞうり———
SSサイズ　4,100円
Sサイズ　 4,200円
Mサイズ　 4,300円
Lサイズ　 4,400円
LLサイズ　4,500円