四つ折りにした千円札が数枚入るがま口です。
隙間が大きいので、コインで入れても大丈夫なのは500円玉です。5～6枚入りますが、口があまり開かない設計なので、取り出しにくいです。
名前は「筥迫（ハコセコ）がま口」と言います。
筥迫とは、花嫁さんが衣装の胸元に華やかな薄い箱型のものを挟んでいます。あれが筥迫（ハコセコ）です。
中には懐紙などを入れますが、かんざし入れと合わせて、胴体をぐるりと巻く形になっており、かんざしの飾りが垂れて可愛いのです。
ペタンコながま口なのは、飾りとして、お着物の方の胸元や帯に挟んでいただきたいからです。
また、スマホショルダーなど小さいバッグに入れてもかさばらないものでもあり、お着物ではない方にもぜひ。
キャッシュレス時代ですが、現金でないとならないことも多々あります。
これをスマホショルダーに入れて身軽にお出掛けください。

決して、財布として有能ではありません。
財布が欲しい方は、きちんと工業的に制作された市販品をお求めください。
こちらは、あくまでも「お洒落アイテム、ファッションアイテム」になります。
それを充分にご理解してくださる方のご購入をお待ちいたします。

生地はUSAコットン、modaから。
RUBY STAR SOCIETYのデザイナー、メロディ・ミラーのテキスタイルデザインです。

他の色もあったのですが、この、黒地に暗い錆納戸色の線画がとても気に入りました。
遠目では見えるのは金色部分だけで、まるで「江戸小紋」のように、近づいてよくよく見ると、黒地に錆納戸色で、デイジーが綿密に描かれています。花芯が金色でメタリック加工されており、輝きがまばゆいです。

着物に挟んでいただくためには、左角に柄が必須。
それを守りながらトリミングをしました。結果、右肩には金色はなし。なので、これも「よく見ると」なのですが、黒いレースモチーフの蝶々を使いました。
デイジーと蝶々です。

裏面には、グログランリボンのダークプラムでタグを。

チャームは黒の、エッチングの透かしフラワーのチャームを。
チェコビーズ（ガラス）の、クロスの納戸色カラーに、小さいファイヤーポリッシュのマットゴールド。
おわかりと思いますが、ビーズは生地の中の色を拾っています。
安くないチャームです。

本当はもう少しお値段を高くする予定でしたが、裏面の右肩の生地にちょっと傷があるので、こちらのお値段です。拡大して見ないとわからない傷です。
あらかじめご了承ください。

口金はブラックメタリックです。


ハコセコがま口は、最後の方の写真のように簡易的な箱に入れてお納めします。
ギフトラッピングの場合は写真のように箱に掛け紙をして、シールとリボンを使います。ギフトラッピングをお選びください。

◆自社サイトでも同時に販売いたしておりますので、入れ違いに売れてしまった場合は、時間が早かった方を優先させていただきます。その場合はお許しください。