商品詳細
約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
Protopselaphinae 亜科唯一の珍奇ハネカクシ、 Protopselaphusが含まれています。 背面、腹面とも観察できる良好な状態です(画像は実体顕微鏡を通さずスマホから直接撮影していますのでぼんやりしていますが、実際はクリアです)。
1995年にR.A.Crowson 80歳祝賀記念論文集の中で正式に新亜科として記載され、当時多くの甲虫屋の興味を掻き立てました。というのも、当時アリヅカムシは独立した「科」として扱うことが主流だったことからもわかるように、その特殊化した外観からはにわかには信じがたいのですが、ハネカクシの中でも単眼のある属がいたりと祖先的な形質を残すヨツメハネカクシ亜科 Omaliinaeなどに近縁であると一部の研究者に考えられていました。この新たにスンダランドから発見された現生の Protopselaphus 属が、アリヅカムシとヨツメハネカクシ類をつなぐ「ミッシングリンク」であると、形態学的な根拠に基づいて論証したのが上の論文だったからです。
個人的な話で恐縮ですが、その数年後にジャワ島に滞在し、飛翔遮断トラップで大量の微小ハネカクシを得ましたが、ことごとくそれとは類縁のない Edaphus spp.で、ついに実物を見ることはかないませんでした。月日は流れ、2014年の1月。虫入りビルマ琥珀の1つにこの亜科のものを見つけたときには、予想外のことで心底興奮しました。とはいえ、最初は微小なハネカクシだろうと思い、じつは再び見直すまでしばらく気が付かなかったことを告白しておきます。Protopselaphus の語源と、アリヅカムシ亜科の姉妹群であるという理論的位置づけから、脳内ではもっと「アリヅカ寄りのイメージ」が形成されていたのです。が、実際に眼にすると、より「ハネカクシ」の印象のほうが強いです。ハネカクシとアリヅカの「失われた環」というのもあながち的外れではないと感覚的にも納得した次第です。
甲虫の体長:0.9mm
琥珀の大きさ:27x16x2mm
#5140
1000字の字数制限のため画像の説明は割愛。ご不明の点はお尋ねください。
商品の情報
カテゴリー: | おもちゃ・ホビー・グッズ>>>コレクション>>>その他 |
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商品の状態: | やや傷や汚れあり |
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